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平成30年度瀬戸内タウンミーティング(平成30年9月9日牛窓町公民館開催)

更新日:2020年12月16日更新 印刷ページ表示

「人と自然が織りなす しあわせ実感都市 瀬戸内」の実現に向け、市民の皆さんとの意見交換の場として、市内3カ所で「瀬戸内タウンミーティング」を開催しました。
そこで得られた貴重なご意見をご紹介します。

瀬戸内タウンミーティング意見要旨

牛窓町公民館の様子

日時

平成30年9月9日(日曜日)午後2時~午後4時

場所

牛窓町公民館 3階大会議室

参加者

男性23人、女性5人 合計28人 (事務局を除く)

意見交換

山鳥毛について

  • 6月の議会だよりで、クラウドファンディングで目標額が集まらなかった場合どうするのかという議員の質問に対し、「市民や議会と対話を進め、判断したい」と答えている。今の災害が続いて大変な中、ほんとにクラウドファンディングで目標額集められるのか。急いでする必要はなく、もっと市民の納得の上で、よろこんで山鳥毛を市に迎えるという方向を考えてもらいたい。

(市長)

  • 「瀬戸内市でお迎えする以上は、市も一定の負担をするべき」という意見もあれば、「集まらなかった場合は、市税を投入して何としても購入するべき」という意見もある。一方で、「血税を使うのはまかりならない」という意見もある。今の状況だと、血税を使うということは、まちを二分するような話になってしまうと考えている。
  • 皆さんで山鳥毛をお迎えできるような形をつくろうと思えば、そういう気持ちを持たれた方々の寄附のみを考えていきながら、取り組みを進めていくことが必要だと思う。目標額が集まらなかった場合は、所有者の方と交渉させていただくと思うが、状況見ながらの判断になると思う。

 

  • 日本刀の評価が世界的にも高まっている。税金を使ってでも早く購入するべきだと思う。長船にあってこそ、価値があると思う。

(市長)

  • そういう意見もいただきながら、クラウドファンディングの期間を通じて、皆さんに我々の取り組みを説明していきたいと考えている。

 

  • 議会の中で、市長が「寄附でやるので、税金を使うつもりは今のところない」と言ったということは、寄附が集まらなかった場合、税金を使うこともあるということか。

(市長)

  • あのときは、現段階では考えていないという意味で答弁させていただいた。税金を出してでも買うべきだという意見の方もいらっしゃり、いろんな意見の方がおられるということを総合的に判断していかないといけない立場にある。私のこれから進めていこうとする方向では、税金を使うことは考えていないと申し上げているので、その点はご理解いただきたい。

 

  • 議会の中で、教育長が「刀の購入が最優先課題(売り主が急いでいるから)」と言ったということを聞いた。災害やブロック塀が倒れて子どもが死んで、全国でブロック塀を調査している。人間の命を大事にするなら、「刀の購入が最優先課題」という教育長の話はとんでもない話だと思う。

(市長)

  • 山鳥毛の購入についてのやり取りの中で、市として重要な課題だということをご理解いただきたいという意味で申し上げたと思っている。決してそれ以外の安全・安心対策をおろそかにしてもやろうとか、そういう意味でもない。また、教育長にも話をしておく。

 

  • 刀が美術品とか言われているが、人を切る道具ではないか。

(市長)

  • 人を切る道具だと言われる方もおられると思う。だからこそ、旧長船町の皆さんは、これを長船の宝としてどのように考えていくかということで、備前長船刀剣博物館をつくられたのだと思う。
  • 文化はいろんな側面があり、その多様性を理解することなしに、自分だけの考え方で人の価値観を決めてしまう、まちが大切にしようとする価値観を決めてしまうことこそ、我々が取り組んでいかなければならない多様性の理解、そうした取り組みがまだまだ不十分である証しである。文化政策というのは、そういういろいろな価値観があるということをみんなで共有していこうということにこそ、大切さがあると思う。
  • いろんな人たちの気持ちを理解しながら、まちづくりを進めていくことが多くの皆さんの幸せの実感につながると思っている。

 

  • 山鳥毛を購入できたとして、お客さんはどのぐらい来るのか。

(市長)

  • 県立博物館で1カ月間特別展示をされるが、どのぐらい来られるかというのをぜひ見ていただきたい。かなりの方が来られると思う。購入できたとしても、定期的に瀬戸内市だけで展示するのではマンネリ化ということも考えられるかもしれない。こういうものは、所有しているからこそ、他の美術館・博物館との貸し借りができ、いろんな幅の広がり方があるので、知恵をしぼってやっていかなければならないと思っている。

 

防災について

  • 防災行政無線の放送がさっぱり聞こえない。ある自治体では、携帯ラジオを自治体が負担して、全世帯に配っている。研究して、大事なことなので考えてもらいたい。

(市長)

  • それぞれのご家庭に個別の受信機をつけていただくことを進めるか、スマートフォンなどを使って新しいデータ通信を考えるか、そういう方向しかないかなと考えている。いろんなやり方を比較していて、どのやり方が瀬戸内市に合っているか、検討している状況。何とか改善できるように取り組んでいきたい。
  • テレビのNHKのDボタンも使っていただきたい。防災行政無線と同じ情報が流れている。

 

  • 耳の聞こえない人への伝達方法は、皆無に近いと思う。どのように取り組んでもらえるのか。

(市長)

  • 地域でいざというときに伝達する人を決めていただくなどの方法もある。ポケベルの周波数帯が空いているので、そこを使えば文字情報も送れるようになる。そういうのも含めて、聴覚障がいのある方にも情報が行き渡る仕組みを考えていく必要がある。

 

鹿忍の樋門について

  • この間の台風では3mの高潮が来た。雨が少なかったので、浸からなかったが、もうちょっと雨が降ったら、ほとんどダメになる。何かポンプの方の設備をお願いしたい。

(市長)

  • 鹿忍の排水対策は、内水の問題として一番優先順位が高い課題だと思っている。事業全体の皆さんのご理解をいただいていないものもあり、止まっている状況。役員の皆さんも話し合いを続けてくださっているので、話がまとまれば、下水道事業として取り組んでいきたいと思う。

 

学校のエアコンについて

  • 来年の夏になったら、市内の小学校、中学校にエアコンが全部入ると聞いたが、体育館にエアコンがつく予定は一つもなしと聞いた。この猛暑の中、体育館にも必要な所にはエアコンをつけないと、大変なことになる。

(市長)

  • 維持管理費(電気代)が莫大にかかってくる、非常に財政的な負担が大きい事業になる。3年間計画で、幼稚園、小学校、中学校に順番にエアコンをつけていっている。国の補助事業を使うのとあわせて、太陽光パネルをいろんな空き地に設置し、電気代を抑えるという取り組みで進めている。
  • 体育館にエアコンをつけている所は、岡山県内どこにもない。それだけ体育館にエアコンをつけるということは大仕事になる。

 

平成30年度瀬戸内タウンミーティング意見要旨(平成30年9月9日牛窓町公民館開催)(PDF:205.1KB)

瀬戸内タウンミーティング対応状況

対応状況は以下のとおりです。

平成30年度瀬戸内タウンミーティング対応状況(PDF:80.5KB)

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