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市作成ハンセン病問題啓発動画が人権啓発資料法務大臣表彰「最優秀賞」を受賞しました

更新日:2025年12月4日更新 印刷ページ表示

 法務省が実施する人権啓発資料法務大臣表彰は、人権思想の普及高揚と基本的人権の擁護の促進を図り、地方公共団体における今後の啓発活動をより一層充実させることを目的に、地方公共団体が作成する人権に関する啓発資料について、表彰するものです。

 この度、市ダイバーシティ推進室作成のハンセン病問題啓発動画が、令和6年度中に全国の地方公共団体が作成した人権啓発資料(825点)の応募作品の中から、最優秀賞に選ばれました。

 

受賞作品

「記憶を受けつぐ旅~岡山県瀬戸内市・長島に残るハンセン病の歴史~」

 小学5年生から中学生向けの学習教材として、長島のハンセン病の歴史をまとめています。島内の史跡を巡りながら、昔と今の暮らしを比較する構成となっており、普段は立ち入ることのできない場所や、当時の貴重な映像、さらに島の近隣住民へのインタビューなども盛り込まれています。

 【日本語版(字幕あり)】[Japanese Version (With Subtitles)]

 *動画についての詳細は、下記の関連リンクからご覧いただけます。

 

受賞理由

 瀬戸内市が有する2つの国立ハンセン病療養所「長島愛生園」と「邑久光明園」の歴史と現在を通してハンセン病問題を語る内容であり、特にハンセン病問題について知識を持たない人々に対してハンセン病問題を知るための第一歩として非常に有益な動画となっている。
 取り分け、療養所の近くに住む市民の視点から語られる入所者等に向けられた差別の話のほか、療養所内での土木作業や農耕作業等を患者自身に行わせた「患者作業」等を記録した資料として貴重な映像も含まれており、ハンセン病問題は風化させてはいけない問題であるということを認識させる上で、高い啓発効果が期待できる優れた映像作品である。

 

関連リンク

 市ホームページ
  ハンセン病問題啓発動画を作成しました
  ふるさと納税で応援!ハンセン病の歴史プロジェクト

 法務省ホームページ
  令和7年度人権啓発資料法務大臣表彰<外部リンク>

 

 瀬戸内市は、国立ハンセン病療養所が2つ所在している全国唯一の自治体であり、現在も多くの史跡や資料が残っている長島は大きな意義を持つ場所です。
 今後も、一人でも多くの方にハンセン病の歴史や差別の問題について関心を持っていただけるよう、啓発活動に取り組んでまいります。