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2022年6月12日(日曜日)、瀬戸内市国土利用計画策定のキックオフイベントとして、市民まちづくりフォーラム「瀬戸内市のグランドデザインを考える」を開催しました。
フォーラム開催当日に、Youtubeにてライブ配信した動画の録画配信を行っています。
ご視聴の際は、以下のバナー画像をクリックしてください。
※第1部の基調講演内容を抜粋しています
・市のグランドデザインを考えるにあたって、まず20年~50年後の理想の風景、次世代にどんな風景の中で暮らして欲しいかなどをイメージし、そこから逆算して、どんな場所や計画が必要かを考えるのが大事。
・「瀬戸内市らしさ」、未来に向けて「守るべき風景」、あるいは「変えるべき風景」は何なのかを考えてはどうか。
・公共空間は、市民の拠り所となるようにすることが大切。公園では、みんながやりたいことを実現するための空間を設計することで、公園がまちのリビングルームのように使われる。
・古い建物を活用する場合でも、残したい風景を想像することが大事
・これからの郊外は、目的を持って暮らすライフスタイルを描くことが重要
まちのグランドデザインづくりのヒントをもとに、参加者から得られた意見の一部を紹介します。
・まちと自然のバランスが良い
・穏やかな海と共にある暮らし
・田園風景、虫明の牡蠣いかだ、オリーブ園
・田舎の風景を残しつつ、商業施設も充実したまち
・田舎過ぎず、都会過ぎない状態
・千町平野、古い街並み、青い海などの豊かな自然
・歴史が感じられる風景
・地元の人から地元愛が薄れる言葉が出てしまう状況
・空き家や耕作放棄地が広がっている風景
・小学生が大型トラックの横を通学している風景
市民まちづくりフォーラム「瀬戸内市のグランドデザインを考える」
令和4年6月12日(日曜日)10時00分から12時00分
瀬戸内市中央公民館1階ロビー 定員50名
※Youtube視聴での参加については、定員はありません。
まちのグランドデザインづくりへのヒント
馬場 正尊(ばば・まさたか) 氏
株式会社OpenA代表取締役、建築家、東北芸術大学教授
佐賀県生まれ。1994年早稲田大学大学院建築学科修了。博報堂、早稲田大学博士課程、雑誌『A』編集長を経て、2003年OpenAを設立。建築設計、都市計画、執筆などを行い、同時期に「東京R不動産」を始める。2008年より東北芸術工科大学准教授、2016年より同大学教授。2015年より公共空間のマッチング事業『公共R不動産』立ち上げ。2017年より沼津市都市公園内の宿泊施設『INN THE PARK』を運営。
政策に関わる提言、審査委員なども多数。代表的なものとしては「都市の多様性とイノベーションの創出に関する懇談会」座長代理(国土交通省、2019年2月)、「今後の市街地整備のあり方に関する検討会」 委員(国土交通省、2020年)等。
近作は「Under Construction」(2016)「旧那古野小学校施設活用事業」(2019)「INN THE PARK福岡」(2022)など。近著に『民間主導・行政支援の公民連携の教科書』(学芸出版,2019,共著)、『テンポラリーアーキテクチャー:仮設建築と社会実験』(学芸出版,2020,共著)など。
瀬戸内市のグランドデザインを考える
沖 陽子 氏(岡山県立大学理事長・学長)
氏原 岳人 氏(岡山大学学術研究院環境生命科学学域 准教授)
弥田 俊男 氏(岡山理科大学工学部建築学科 准教授)
武久 顕也 (瀬戸内市長)
馬場 正尊 氏(株式会社OpenA代表取締役、建築家、東北芸術大学教授)
市民まちづくりフォーラムチラシ [PDFファイル/2.17MB]
本フォーラム以外でも、市民の皆さんから意見を集めるための取組を行っています。詳細は以下のリンクをご覧ください。