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令和元年度瀬戸内タウンミーティング(令和元年8月18日瀬戸内市役所開催)

更新日:2020年12月16日更新 印刷ページ表示

「人と自然が織りなす しあわせ実感都市 瀬戸内」の実現に向け、市民の皆さんとの意見交換の場として、市内3カ所で「瀬戸内タウンミーティング」を開催しました。
そこで得られた貴重なご意見をご紹介します。

瀬戸内タウンミーティング意見要旨

タウンミーティング邑久会場の様子

日時

令和元年8月18日(日曜日)午前10時30分~午後0時30分

場所

瀬戸内市役所 2階大会議室

参加者

男性12人、女性6人 合計18人 (事務局を除く)

意見交換

幼稚園教諭と保育士は、一般職とは職務内容が異なる。その職種の特殊性を鑑みて、一般職と同じ給与体系ではなく小学校の教員等と同じ給与体系にしてはどうか。近年では、保育士等に教員の給与体系を導入している自治体も多くなってきていると聞く。

(市長)

保育士等のなり手が少ないのは事実。今後は、全国的にも保育士の取り合いに拍車がかかることになる。それに備えて、給与体系等の見直しを検討することは大切だと考えている。

合併する前の長船町では、幼稚園と保育園の間で人事交流をしていたと聞いた。しかし、合併後はなくなっている。これからは、幼稚園と保育園のそれぞれの良さや課題を知っておくことが大切。そのためにも、交流はよい機会。保育の質を低下させないためにも、人事交流を復活させてはどうか。

(市長)

幼稚園と保育園の人事交流については、一人行ったものの、そのあとが続いていない。今後、こども園に移行していくことを考えると、幼稚園・保育園の知識をどちらも持つ職員を確保することがとても大事になってくる。それには、人事交流は非常に大切だと思うため、今後、教育委員会・子育て支援課と話し合って検討していきたい。

先日傍聴した議会で、山鳥毛の一時里帰りの際、子どもたちが見学できるようバスの手配費用などを補正予算に上げていた。しかし、年間計画にも入っていない行事を急に言われても、教育現場は混乱する。行政は教育現場や子どもたちが学ぶ場を支援する立場のはず。行政側の都合を教育現場に相談もなしに持ち込まないでもらいたい。

(市長)

ご意見のとおり、先生方の負担を増やすことは決して本意ではない。年間の教育カリキュラムは前年末には固まっているため、山鳥毛の一時里帰りを見学できる学校は一部かもしれない。しかし、当初の予定にないからという理由だけで「今しかできない」体験を教育に取り入れないというのも少し違うのではないかと思う。学校の主体性も大切にしながら、今後も必要な予算は確保していきたい。

市営バスの運行状況を教えてもらいたい。
瀬戸内市は海産物が特産品。海産物がある店舗等へ市営バスで立ち寄れるようにしたらいいのでは。

(市長)

  • 現在3路線あり、平日4便走らせている。今後も、路線バスもJRも走っていない「交通不便地域」に新路線を作る予定。新路線は決まり次第お知らせする。
  • 海産物購入用のバスという案は、とてもおもしろい。地域の資源をめがけた路線を作るのは大切だと思う。

いま日韓の関係が悪化しつつあるが、瀬戸内市で行っている朝鮮通信使行列のイベントは今後どうしていくのか。市の考えは。

(市長)

ぜひとも続けるべきだと思っている。このままの状態で、国と国の政治的な関係が、自治体同士の文化交流にまで影を落とすことはあってはいけないこと。自治体間の交流は、平和を維持していくのに非常に大切な価値がある。市としては、今年も韓国・密陽市にイベントの招待状をお送りしている。回答はまだだが、今年も参加してもらいたいと考えている。

市の防災カメラの増設について検討してほしい。自分が住んでいる地域以外のところの様子がカメラで把握できればいいと思う。

(市長)

もう少し台数を増やしてもいいと思っているが、設置にも維持管理にも多額の費用がかかる。予算と相談しつつ、担当課と検討していく。

ゆめトピアで「8020運動の表彰制度」について聞いたところ、「そんなことはしていない」と言われた。しかし、近所の人はしてもらっていたため再度聞いたら、今度は「市ではなく歯科医師会がしているのでそちらに聞いてくれ」との回答。そこで歯科医師会に確認してみたら、「市の歯科医院にかかってないとだめだ」と言われ、結局あきらめた。

なぜ最初に聞いたときに、もっと丁寧に教えてくれなかったのか。職員の対応に問題があったと思う。

(市長)

  • 本件は、完全に市職員の対応の問題。最初の段階で、「歯科医師会でやっている制度」であることをもっと丁寧に説明しなければだめ。本当に申し訳ない。保健福祉部には必ず伝えておく。
  • 歯科医師会の会長にも、市外の歯医者にかかっている人も制度の対象にならないかどうか確認する。

瀬戸内市内には、ハンセン病の療養所や竹久夢二の生家、刀剣博物館などいろいろなものが各地区にある。旅行会社と提携して、周遊コースをつくって全国にもっとPRしてはどうか。

(市長)

観光客向けにそうしたコースを作るのもいいが、市民の皆さん向けに、そうした場所へ行く際に乗車できる市営バスの路線をつくるのもよいかもしれない。今後もバスをうまく活用して、できることを考えていきたい。

駅の改修に関する今後の計画はどうなっているのか。通勤客が多いこともあるので、本数を増やしたり車両を増やしたりすることはできないか。

駅の利用者は多いが、家から駅までの交通手段をなかなか確保できない人も多い。市としては、どう対応していく予定か。

(市長)

  • 地権者やJRとの協議にもよるが、なんとか今年中に全駅着工できると思う。基本的には2カ年計画で、15億円程度の費用を見込んでいる。駐輪場や降車場、トイレなどを改修予定。
  • 駅までのアクセスは、いま路線バスと市営バスが入っている。本数は多くないため、今後の検討課題。交通不便地域については市営バスの路線を増やす予定で、それでも解消できない地域はタクシー券を配布することで対応している。配布の対象地域が広がるかどうかも今後の検討課題。
  • 赤穂線の増便についてJRに要望したこともあるが、どうしてもJRの採算面に課題がある。最終便を何時にしてほしい等は比較的話が通りやすいのかもしれないが、便数を増やすのはなかなかすぐにとはいかないと思う。

街灯がなくて道が暗いところが多い。また、歩道やガードレールがない道も多く、小さい子どもが通るのは大変ではないか。

(市長)

瀬戸内市には都市計画がないため、いろいろな整備ができていない。歩道もそのひとつ。防犯灯については市がつけるところと自治会でつけるところがある。自治会が設置する場合は、補助金の制度もある。通学路で暗いところなどがあれば、設置要望していただきたい。できる範囲で改善していく。

体育館や長船の美しい森など、公共施設の利用率がどれくらいか。活用されているのか。

(市長)

美しい森の稼働率はもっと上げたいと思っている。安くて快適に利用できるためリピーターも多いが、あまり知られていないのが現状。公民館の稼働率は比較的高いが、ゆめトピアはやや低めのため、コンサートなどを企画しながら利用率をあげるようにしている。

令和元年度瀬戸内タウンミーティング意見要旨(令和元年8月18日瀬戸内市役所開催)(PDF:259.2KB)

瀬戸内タウンミーティング対応状況

対応状況は以下のとおりです。

令和元年度瀬戸内タウンミーティング対応状況(PDF:80.9KB)

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