「人と自然が織りなす しあわせ実感都市 瀬戸内」の実現に向け、市民の皆さんとの意見交換の場として、市内3カ所で「瀬戸内タウンミーティング」を開催しました。
そこで得られた貴重なご意見をご紹介します。
瀬戸内タウンミーティング意見要旨

日時
平成29年8月26日(土曜日)午後2時30分~午後4時30分
場所
ゆめトピア長船 2階リフレッシュスタジオ(小ホール)
参加者
男性28人、女性16人 合計44人
意見交換
- 市営バスのルートを変更してほしい。牛文地域の住民も乗れるようにしてほしい。
(市長)
- 現行のルートで走らせる予定であるが、見直しの時期があるので、そのときに対応できるかどうかも含めて再検討していきたい。要望があったことは担当に伝える。
- 中町(長船町牛文)に防火水槽があり、目の不自由な方が転んだこともあり危険である。ガードパイプの設置や道路の改良を要望している。その話はどうなったのか。
(市長)
- 建設課に確認する。
- 市民病院における診察の待ち時間が長い。
(病院事業部参与)
- そのご意見は開院当初からいただいている。待ち時間調査をすると、開院当初の昨年の10月ごろに比べると、10分程度短くなっている。工夫はしているが、患者数が増えた分、結果的に待ち時間が長いこともある。待ち時間を短くする方法と、待ち時間を長く感じない方法をこれからも対応していく。
- 市営バスの時間帯が合わない、本数が少ない。美和は自転車で駅まで行くのに遠いので、高校生などが使える時間帯(7時台の電車に間に合うぐらい)にバスを出していただければ、便利になるのではないかと思う。
(市長)
- 今回の市営バスは、高齢者を中心に設計しているため、子どもの通学などを想定できていない。今後どれだけ拡充していけるか、検討していきたい。
- 南北道の交通量が増えている。備前市の国道2号線から直接、牛窓へ抜けることができる道路をつくって(南北道の延長)ほしい。お金はかかるだろうが、牛窓における観光が伸びるのではないかと思う。
(市長)
- 当初は、南北道は国道2号線から牛窓へアクセスできるようにする計画であったと聞いているが、地盤改良にお金がかかったり、ブルーラインを越えるのが大変だったりして結果的に計画が止まってしまった。道路を建設することによる費用対効果を見極めながら、検討していきたい。現在、ブルーライン一本松ICから錦海塩田の堤防を通り、牛窓へ抜ける道を作ろうとしている。京阪神からのアクセスがよくなるのではないか。
- 30年ほど前に長船のグラウンド・施設(長船スポーツ公園)が整備された。最近、そこが借地(市が賃貸料を払っている)だと知った。市が所有する借地を減らすよう検討すべきではないのか。
(市長)
- 長船のグラウンドなどは、売買が難しい土地であるため、借地としてお借りしている。それ以外の借地については、売っていただけるようにお願いしている。これからも働きかけていきたい。
- 国府小学校において、支援学級の児童が多く、これ以上増えたら対応できるのか心配である。子どもの気持ちに寄り添う教員がほしい。
(市長)
- 学校の先生は県の職員であるため、職員の配置は県の方でルールが決まっている。先生の数をちゃんと配置できるかということは、県にも考えてほしいことはあるが、市の方でできることはないかということが出てくると、財政的な負担をどうするか考えていく必要がある。教育委員会でも対応を考えている。人をどう手配していくかということと、その先生がどういう能力を持たれているかということ、両方が必要である。不安の声があったということは、教育委員会に伝える。
- 町内の掲示板がうまく活用できていない。イベント情報(チラシやポスターなど)を掲示してはどうか。
(市長)
- 町内の掲示板について、掲示に必要な数のポスターを持ってきていただくように市からイベントの主催者にお願いすることが必要となる。
(秘書広報課長)
- 長船地域は合併以前に掲示板をつくったので、いたるところに残っているが、市全体で見ると、邑久・牛窓地域は長船地域に比べると圧倒的に少ない。そのあたりも考えながら、検討していく必要がある。
- メガソーラーの竣工記念イベント(まつり)をしないのか。それぞれの地域(コミュニティ)でブースを持ち、地域自慢や好きなことをしてもらうことで、まちに対する愛着が湧くのでは。
(市長)
- 完成のあかつきには、これが市民の皆さんにとって大切なものだということを知っていただけるような企画を考えないといけないと思う。今後検討していきたい。
- スマートフォンやパソコンなどの普及により、正しい日本語能力が落ちていくのではないか。市としてはどのような対応を考えているのか。
(市長)
- 市内の小学校では、今でも漢字の書き取りなどをおろそかにしないようにしている。タブレット端末なども、まずは先生側に導入し、子どもたちへの導入はしていない。しかし、タブレット端末などを用いた授業を導入することで、さらに分かりやすい授業ができるなどの利点がある。ただ、従来の教育方法などは引き続き大切にしていく必要もある。いただいたご意見も大切にしながら、子どもたち・人づくりに力を入れていきたいと思う。
- 幼稚園の年少は給食がないので、年中・年長と年少では帰宅時間が異なる。統一して(年少の保育時間を延ばして)ほしい。
(市長)
- 教育委員会に確認する。
- 核家族化によって共働きが増えるため、学童保育(放課後児童クラブ)をさらに充実させる必要がある。学童保育を市で運営してみてはどうか。
(市長)
- 市としても子どもの放課後の質をどう高めていくか、責任を持って関わっていこうという話に変えていく必要がある。市の学童保育は設置条例がない。市として設置した放課後児童クラブだという位置づけを今進めようとしている。運営方法としては、市の職員や指定管理などのやり方がある。公設公営であれば、今の予算では運営することができない。指定管理を導入し、保護者の事務や会計などの負担を軽減できるような運営を考えて、準備作業を進めている。また、学童保育に通わない子どもも集まることができる放課後子ども教室を裳掛小学校で始めようとしている。こういったものも組み合わせながら、子どもたちの放課後をどう支えていくか考えていく必要がある。
平成29年度瀬戸内タウンミーティング意見要旨(平成29年8月26日ゆめトピア長船開催)(PDF:213KB)
瀬戸内タウンミーティング対応状況
対応状況は以下のとおりです。
平成29年度瀬戸内タウンミーティング対応状況(平成29年8月26日ゆめトピア長船開催)(PDF:82.1KB)
<外部リンク>
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)