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平成29年度瀬戸内タウンミーティング(平成29年8月27日中央公民館(邑久)開催)

更新日:2020年12月16日更新 印刷ページ表示

「人と自然が織りなす しあわせ実感都市 瀬戸内」の実現に向け、市民の皆さんとの意見交換の場として、市内3カ所で「瀬戸内タウンミーティング」を開催しました。
そこで得られた貴重なご意見をご紹介します。

瀬戸内タウンミーティング意見要旨

中央公民館(邑久)の様子

日時

平成29年8月27日(日曜日)午後2時30分~午後4時30分

場所

中央公民館(邑久) 1階研修室

参加者

男性29人、女性13人 合計42人

意見交換

  • 豆田の工業団地向けのベッドタウンを邑久町福元の辺にこしらえると市長が語っておられるのを新聞で見たが、どこに建設されるのか。

(市長)

  • 市が住宅をつくるということは考えていないが、不動産をされたり、開発をされたりする方がそういった使える土地を利用して建てていただければという思いはある。また、交通量の増加に伴う課題なども考えられるので、あわせて対応していきたい。
     
  • 円張(邑久町豊原)において、若者の流出などによって、地域の運営や役員に支障が出ている。地域がだんだん疲弊してきていると感じている。若者が瀬戸内市に住んで地域を活性化してもらえるような施策をしてほしい。特にコミュニティを中心とした地域づくりをするのがよいのではないか。

(市長)

  • 若い世代が地域とどうつながりをつくっていけるかによって、将来ふるさとに帰ってきたいなと思ってもらえるかが変わる。ふるさとを捨てる教育とふるさとを生かす教育をはき違えないように、学校教育の中で工夫しながら地域の方にもかかわっていただく必要がある。また、その受け皿になるように、コミュニティが力をつけることが大切である。現在「これからの地域を考える会」をいろんな地域で開かせていただいているが、行政が何をするかということだけでなく、自分たちで何ができるかを考えられる公共性の高い方々にいかにたくさん住んでもらえるかを考える必要がある。
     
  • 将来を担う若者への教育が大切だと思う。特に家庭教育を充実していく必要があるのではないか。家庭教育は学校ではなく、家庭で教育するべき。教育委員会も学校教育を中心にするのではなく、家庭教育を根本においてやってほしい。

(市長)

  • 家庭教育を支えるために図書館が大きな役割を担うのではないのかと考える。図書館が拠点となって、自分たちで調べて学ぶ雰囲気をつくっていくことが重要になってくると思う。
     
  • 外国人観光客やウオーキングに来られる人たちが、分かりやすいサインや標識を作るべきではないか。市の境が分かるサインをつくってみてはどうか。また、「一本松IC」のICサインを「牛窓・一本松IC」に、「邑久IC」を「邑久・夢二IC」というサインへの変更を県に要望してみてはどうか。セットちゃんを生かした市内で統一のサインをつくってみてはどうか。

(市長)

  • 市内のサインを統一することは、重要であると考えている。デザインや、それをどのように決めていくかのプロセスをきちっと決めていく必要がある。具体的なコンセプトを決めて、瀬戸内市のプロモーションの一環としてサインをどう位置づけるかという、全体の中での位置づけを考えていく必要がある。観光の一つの取り組みとして今後検討していきたいと思う。
     
  • 玉津に太陽光発電のビジターセンターをつくって、太陽光発電のPRや錦海湾の歴史についての展示をしてはどうか。若宮八幡宮の絵馬など展示したり、地元食材を使ったレストランを設置したりしてはどうか。

(市長)

  • 太陽光発電のビジターセンターの建設については、当初から内部でも検討課題になっている。費用や維持管理などが財政的にまかなえるか、場所の選定も含めて研究していく必要がある。
     
  • 夢二のイベントを盛り上げるため、夕方に流れるサイレンを「夕焼け小焼け」ではなく、「宵待草」にしてはどうか。夢二の盆踊りも旧邑久町時代につくっているはずで、市の青年団が踊っていたと思う。

(市長)

  • 夕方のサイレンに関しては、いろんな生活リズムを持たれている方がいるので、市民の皆さんの意見を聞きながら検討していく。
     
  • 行政委員の決め方が輪番制やくじ引きなどで、しかも任期が一年の地区がある。地域の課題が分からない、問題点を把握しても解決に導くための力が出し切れないということもある。地域が力をつけるためにも市からのアドバイスがほしい。高齢の役員の人と、後をつぐ若い世代の人との接点を考えると、人材育成の講座などが必要になってくると思う。

(市長)

  • 地域が力をつけるためには、信頼やリーダーシップのある人を若い世代を含めて育てていかなければならない。行政委員の選び方や地域の人材育成は、一体のものとして考える必要がある。リーダーを育成するための機会をどうつくっていくか、検討していきたい。それができて初めて、今考えている地域自治組織がうまく機能し、一括交付金などの話もうまく回るのではないかと思う。
     
  • 「ふるさとの教育カリキュラム」を徹底していくためには、まずは教員が瀬戸内市のことを知っておかなければならないのではないか。地域を愛する教員の育成が必要になってくるのではないか。

(市長)

  • 新しく瀬戸内市に配属された先生に対して、転任式の時に市について説明することがある。それ以外にもさらに時間をかけて市の良さを知っていただくことで、教育の内容が変わってくるのではないかと思う。教育委員会の方でどこまで対応できるか、検討していきたい。
     
  • 中央公民館と市民図書館をつなぐ(通る人が雨に濡れない)通路を作ってほしい。

(市長)

  • 当初、中央公民館と市民図書館をつなぐ案は出ていた。建物の一部の取り壊しや費用などの問題があるので、今後検討していきたい。
     
  • 用水路に落ちそうな場所がある。また、道路の白線や横断歩道などが消えかかっている場所がある。

(市長)

  • 用水路の安全対策について、子どもの通学路などは優先的に対応していきたい。通学路は教育委員会へ、普通道路であれば地域の土木委員を通じて、市へ伝えていただければ、なるべく対応できるようにしていきたい。
     
  • 岡山市が導入した、自転車を載せられるようなバスを作ってほしい。

(市長)

  • 乗りたくなるようなバスを走らせたいと話はしているが、新しいバスは相当費用がかかる。バス自体に魅力をつけることは大切である。今後のまちづくりの中で考えていけたらと思う。
     
  • 保育園の3人目以降の無償化はいつから施行されるのか。

(子育て支援課課長補佐)

  • 世帯の構成や所得により対応できるかどうか変わってくるので、個別に相談していただければと思う。
     
  • 旧牛窓診療所はどのように活用されるのか。

(市長)

  • 従来は、市が活用方法をあらかじめ決めて業者を選定していたが、今回は何に使ってもらえれば一番いいのか漠然として分かりにくいため、どんな活用方法があるのか情報収集にお金をかけて行っている。診療所自体は耐震化すれば活用できる。海を生かし、診療所を拠点として牛窓地域全体のまちづくりに沿った形で機能するということを十分に考えた募集の仕方をしなければいけない。具体的に何をつくるかは、これから広く募集して選んでいけたらと思う。
     
  • 円張や下山田、尻海などにある「しゃぎり」(祭りばやし)が消えかかろうとしている。しゃぎりを市の無形文化財にしてほしい。できることなら五線譜に書き起こして、子どもたちが将来にわたってその曲を引けるようにしてほしい。また、「長瀬薫」という縄文土器や弥生土器を集めている人の作品を展示する施設がほしい。

(市長)

  • 教育委員会へ伝えて、現状を確認していきたい。
     
  • 幼稚園教諭の質の向上をお願いしたい(先日の他県のプール事故を踏まえて)。

(市長)

  • 先生と保護者だけでなく、教育委員会を通じてお互いが理解し合えるような形をつくっていくことも大切である。市としても積極的に関わりながら対応していきたい。
     
  • 中学校以降の発達障害の子どもへの支援が充実しているのか不安である。

(市長)

  • 発達障害の子どもに対する教育について、保護者が不安感を持たれないように教育委員会とともに努力していきたい。
     
  • 現在、完全なアレルギーの除去食の提供が行われていないので、できる限り対応してほしい。また、同じ空間で食べることに不安がある(アレルゲンが部屋の中にある)。

(市長)

  • 共同調理場の人数が足りていないため、通常食の提供も難しい状況であり、まず運営のあり方を見直す必要がある。食物アレルギーへの対応がどの程度できるか、今後検討していく必要がある。
     
  • 子どもの年齢が近いと保育料の半額という恩恵があるが、年齢が離れていると恩恵が受けられない。

(市長)

  • 現在、国の制度の見直しで、扶養に入っている段階で対応できるようになった。所得などによっても異なるので、個別に相談していただければと思う。
     
  • 保護者運営の学童保育はトラブルが多いので、通わせたくない保護者もいる。通わせにくい学童がたくさんあると思うので、市が関わって解決していってほしい。

(市長)

  • 市が責任を持って学童保育を設置する方針へ変えて、学童保育とはどうあるべきなのかを定めた上で、そこを誰が担うかを指定管理に出していくという流れでいこうと思っている。時間はかかるが、保護者の負担が軽減できるように検討していきたい。
     
  • 大富に下水道の整備をしてほしい。

(市長)

  • 今すぐには整備はできないが、検討していく。要望は下水道課へ伝える。

平成29年度瀬戸内タウンミーティング意見要旨(平成29年8月26日中央公民館(邑久)開催)(PDF:259.6KB)

瀬戸内タウンミーティング対応状況

対応状況は以下のとおりです。

平成29年度瀬戸内タウンミーティング対応状況(平成29年8月27日中央公民館(邑久)開催)(PDF:88.6KB)

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