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平成30年度瀬戸内タウンミーティング(平成30年9月9日瀬戸内市役所開催)

更新日:2020年12月16日更新 印刷ページ表示

「人と自然が織りなす しあわせ実感都市 瀬戸内」の実現に向け、市民の皆さんとの意見交換の場として、市内3カ所で「瀬戸内タウンミーティング」を開催しました。
そこで得られた貴重なご意見をご紹介します。

瀬戸内タウンミーティング意見要旨

瀬戸内市役所の様子

日時

平成30年9月9日(日曜日)午前10時~正午

場所

瀬戸内市役所 2階大会議室

参加者

男性43人、女性16人 合計59人 (事務局を除く)

意見交換

【山鳥毛について】

  • 以前新聞で見たとき、総額11億円というような記憶がある。目標額5億円と施設改修費1億円というのは、金額が新聞より低いと思うが、山鳥毛を購入するためにかかる総費用はどのくらいになるのか。

(市長)

  • 6億円を調達するために、必要な経費がかかる。返礼品が3割必要だったり、返礼品を発送するための取り扱いの業者への手数料だったり、これらの費用を足すと倍ぐらいの金額になる。ふるさと納税の返礼品を全員もらわれた場合の金額なので、極端な例で1社の企業が6億円出しますと言われたら、返礼品も手数料もいらないので、それだけで終わる。

 

  • 5年ほど前に瀬戸内市に移住してきて、備前長船刀剣博物館(刀剣博物館)に伺ったが、とてもすごいなと思った。アニメーションとコラボして刀剣をつくっている。世界で刀剣博物館だけ。ネットでも評価高く、アニメーションとのコラボはまだまだ可能性があって、かつ現代の刀匠がこれをつくるという良い企画。山鳥毛という過去のものを持ち出さなくてもやっていけるのではないか。

(市長)

  • アニメとのコラボを評価していただき、ありがたい。エヴァンゲリオンと日本刀展を全国で初めて開催したのが刀剣博物館。その前にもゲームとのコラボもさせていただいた。エヴァンゲリオンと日本刀展の版権は瀬戸内市にはなく、その版権を持っている企業が中心となって、全国の巡回展をしている。制約があるだろうが、チャンスがあれば、そういった企業とのコラボを考えていきたい。山鳥毛もゲームなどに出るようになれば、より多くの方が山鳥毛を知る大きなきっかけになり、その際に瀬戸内市が山鳥毛を所有していれば、実物を見に来られる可能性も出てくる。

 

  • クラウドファンディングの額が目標額に達しなかった場合、どうするのか。集まったお金はどうするのか。

(市長)

  • 目標額に達しなかった場合、所有者の方に報告し、交渉することになると思う。延長して集まるまでやってほしいと言われるか、額に届かないので話を終わりにするのか、寄附の達成状況を見てみないと今の時点で何とも申し上げられない。
  • 返金については、返礼品を送っている場合は費用が発生し、税の控除が受けられるので、返金に応ずるのはなかなか難しい。お断りした上で、施設の改修などに活用させていただく。企業版ふるさと納税については、目標が達成してから入金していただくので、返金は発生しない。

 

  • 山鳥毛が美術工芸品として素晴らしいかということと、5億円の価値があるというのは、別次元の話。価値をしっかり判断できる方が有識者会議におられたのか。

(市長)

  • 評価委員会の中に、虎ノ門で実際に刀の売買を長年されている日本刀剣の社長、文化財の専門家、京都の国立博物館で刀剣の権威としていわれていた方など、日本を代表する方々に入っていただき、山鳥毛の価値を評価していただいた。備前長船という生まれ故郷に里帰りすることに大きな価値があると、皆さん一様に言われたことである。

 

  • 日本中で災害が起きている。この時期に刀の購入というのは、市民感情から少しずれている気がする。

(市長)

  • 今回のプロジェクトは、そういった状況をふまえ、被災地の支援を全力でしていくべきではないかということで、計画を当面の間延期をして、職員を現地に派遣するなど支援に取り組んでいる。山鳥毛の里帰りプロジェクトを進めるというのは、岡山県に文化財を残していきたい、言わば岡山県のために何か貢献できることがあればということでやろうとしていた。被災地の支援も引き続きやっていくとともに、瀬戸内市の防災、安全・安心対策を一生懸命やることは言うまでもない。市民の皆さんにご理解していただけるような形で、再開する時期を慎重に見極めていきたいと考えている。

 

  • 国宝を買うということは、国宝を長い期間預かる覚悟がいると思う。1億円の改修で水害から刀を守っていくことができるのか。

(市長)

  • 保管する場所について、災害面を十分考慮しながら対策を練っていく必要がある。万が一を想定した対策を考えておくことが必要で、さらに検討を加えながら、施設の改修などを設計に反映していきたいと考えている。

 

  • 山鳥毛が刀剣博物館に展示されるようになったら、たくさんの人が来るだけの効果はあると予想している。各自治体の生き残り競争の中で、やっぱり目玉は必要なのではないかという気持ちが強くあるが、お金の金額だけが焦点にあがっている。

(市長)

  • より多くの皆さんにご理解いただけるように、血税を使わないということで説明させていただいている。瀬戸内市が購入するのなら、市もいくらかの負担をするべきだという市民もいらっしゃる。ただ、まちを二分するような話になった上で、里帰りを実現させることは、刀にとって幸せなことではないと考えている。

 

  • 各コミュニティや自治会で話を聞いたり、市民にアンケートをとったりしてほしいという話を聞いた。市内の企業が企業版ふるさと納税で寄附し、税の控除を受けたら、市としては減税になるのではないか。

(市長)

  • 今の段階で買うべきかどうかという形でのアンケートをとる予定はない。それぞれの地域で話を聞きたいという希望があれば、お招きいただければ私も伺いたいと思う。賛成、反対があるのは大いに結構。一番問題なのは無関心。皆さんに関心を持っていただくためにも、丁寧に説明していきたいと思う。
  • 市内に本社がある企業は、企業版ふるさと納税で寄附できない。市内に支店があり、本社が市外にある企業は、対象になる。

 

【ハンセン病の学習について】

  • ハンセン病の世界遺産登録の話について、市長、愛生園・光明園の自治会の役員の方、資料館の方、NPOの事務局の方などの働きは見えるが、市民の方々の参加がなかなか見えてこない。盛り上がりが欠けているのではないか。子どもたちにハンセン病学習をどう普及していくか、大事になってくる。市内のすべての小学校・中学校で取り組んでいただきたい。

(市長)

  • まずは市内の子どもたちからというのはおっしゃる通り。限られた予算や時間の中で、それぞれの学校で工夫しながら取り組んでいただいていると思う。さらに我々の方で例えば、NPOからの支援などいろいろな方策が考えられる。いただいたご意見もふまえて、十分に取り組んでいただけるように教育委員会、NPOと連携していきたいと考えている。

 

【メガソーラーについて】

  • 10月にオープニングイベントをすると新聞で見た。昭和30年ごろ、錦海塩業が最盛期のころの8ミリのフィルムを個人的に持っていて、DVDに変換している。もし上映されるのなら、声を掛けていただければと思う。

(市長)

  • 1度見せていただきたい。竣工式は事業者の方で行うので、情報提供したいと思う。

 

【邑久のキャンプ場について】

  • 太陽のまちプロジェクトのまちづくり事業でスポーツ公園の改修(こどもひろばをつくる)の話があったが、邑久のキャンプ場が閉鎖するのではないかというのを小耳にはさんだ。良い場所なので、継続するような方向で整備をしていただきたい。

(市長)

  • 今、FOS少年団の方々が中心に維持管理をしていただいている。閉鎖するという状況ではないので、ご安心いただきたい。利用料やさらなる整備の必要性は検討していくところはあると思う。
  • こどもひろばについては、子どもたちが実際に邑久スポーツ公園の冒険の森をもっときれいに整備して、今あるところを有効活用していこうという方針で、外遊びができるような場所をつくっていきたいと考えている。

 

平成30年度瀬戸内タウンミーティング意見要旨(平成30年9月9日瀬戸内市役所開催)(PDF:232.9KB)

瀬戸内タウンミーティング対応状況

対応状況は以下のとおりです。

平成30年度瀬戸内タウンミーティング対応状況(PDF:80.5KB)

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