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平成27年度瀬戸内タウンミーティング(平成27年9月5日ゆめトピア長船開催)

更新日:2020年12月16日更新 印刷ページ表示

「人と自然が織りなす しあわせ実感都市 瀬戸内」の実現に向け、市民の皆さんとの意見交換の場として、市内3カ所で「瀬戸内タウンミーティング」を開催しました。
そこで得られた貴重なご意見をご紹介します。

瀬戸内タウンミーティング意見要旨

平成27年度瀬戸内タウンミーティング(ゆめトピア長船開催)の様子

日時

平成27年9月5日(土曜日)午後2~4時

場所

ゆめトピア長船 リフレッシュスタジオ(小ホール)

参加者

男性18人、女性6人 合計24人

意見交換

  • 行政、政治だと利害関係があり、全員が満足することはできず、どこかに不満が出てくると思うが、最後には行政をしている人の人格みたいなものが最後は決めてだと思う。今日話したことがすぐにかなわなくてももう一度話をしてみようと思える人格が決め手だと思う。
  • 瀬戸内市のソーラーを起爆剤に、イベントをしてはどうか。お祭りすることを目的としてイベントをするのではなく、最終的には、地域づくりの一括交付金を与えられるような地方自治組織を作るという目的で、イベントをとおして、組織作りをしてみてはどうか。長船のまつり、牛窓の花火大会など、地域の方が頑張っている。そのエネルギーや組織力はすごいものだと思う。そういったエネルギーが結集して、討論する場を作ってはどうか。
    また、瀬戸内市にも日本一の企業があるので、そういったところの企業などにも集まってもらい、イベントとしてひとつになってはどうか。
    「観光が地方創生の肝。観光でほかのところからのお金を引っ張ってくる。」と石破大臣が言っていた。
    各地域が観光の整備をするとか、補助金をもらっているところは、強制的に会議に参加する義務があると思う。

(市長)

  • メガソーラーを生かしていき、ここで得られる貸付収入をどのように使うかは考えなければならない。イベントも一つの方法であるし、錦海塩田のメガソーラー事業が特に瀬戸内市にとって他の市と違う意味合いがあると思っている。
    いただいた意見も含めて、まち全体の仕組みとしてどう位置付けていくのか、環境やひとづくりなどに焦点を当てられるような方策を考えていきたい。また、瀬戸内市のキャッチフレーズがないので、そういうものにもつなげていきたい。
  • 観光が肝というのはおっしゃる通り。外国人観光客を含めて、ほかの地域に負けないように、ないものをつくるのではなく、あるものをどう生かすのかを考えて、観光戦略を考えていきたい。
  • せとうちキラリ☆くらぶがユーチューブで動画を配信しているが、刀剣博物館の「真剣少女の日本刀展」の投稿は60名程度しか見ていない。市がお金を出しているのにそれだけしか見ていないのはさみしいと思う。
    また、ホームページを市役所はどのくらいうまく活用しているのか。ホームページをもっと活用する必要があると思う。
    観光ページから市の観光協会にリンクできない。もっと観光に力を入れ、一体化していく必要がある。

(市長)
ホームページも以前に比べて見直しはしたのだが、まだまだ活用方法など改良の余地はあると思うので、ご意見をいただき、皆さんの声をホームページの改善に役立てていきたい。

・瀬戸内市が発展するために、ひとづくりが土台になってくると思う。
市役所の職員、市民のひとづくりについて、聞かせてほしい。

(市長)
人をどう大切にするかはとても大事なことだと思う。
職員、市民の一人一人がどう地域の中で活躍していけるのかを中心に置いた行政施策が大事だと思う。
現在、行っている図書館、病院についてだが、図書館は、来館者の皆さんが自分の可能性を発見できるか、人とつながっている実感を発見できるか、自分の成長につながっていると実感できるか、などを中心としたものを基本的な考えとして取り組んでいかなければならないと思う。
病院も単に病気が治ればいいというわけではなく、どう最期をよりよく迎えるかというところを一緒に支えられるような、地域の公立病院として、ひとづくりにつながる病院のありかたを考えていかなければならないと思う。
公共施設の見直しも、どう人づくりをしていくかの中身をしっかり考えていかなければならない。

  • タウンミーティングのあり方を考え直す時期が来ているのではないかと思う。
    出席者は年配者が多く、人数も決して多いとは言えない。もっと多くの人からの意見を聞くためには若い人を呼ぶ必要があるのではないか。
    タウンミーティングの趣旨は、できるだけ多くの人の意見を聞いて市政に反映させるものだと理解しているが、それを満足させるものではないのではないか。
    人前ではなかなか意見をいわないが、アンケートでまわすといろいろな意見がでてくる。若い人目線での意見も吸い上げていく必要があるのではないか。
    市民の心がけ次第ではあるとは思うが、行政で考えてほしい。

(市長)
このタウンミーティングだけでは若い方と対話をする機会を得られないので、「市長とセットトーク」を始めた。地元の方が音頭をとり、声をかけてもらうことにより、参加者も増えるし、お互いに対話がよくでき、いい形だと思う。
地域単位のセットトークもあるが、それ以外の、子どもを抱えるお母さんの集まりや、移住者中心のものなどを行ってきた。それぞれの対象の方々にあった時間の設定や場所など色々な要素があるので、こういうタウンミーティングだけでなく色々な方と話す機会を設けている。
そこで出てきた意見も言いっぱなしではなく、言ったことが市の施策につながっている。なにかあれば声をかけてほしい。

  • 公共施設再編について、例えば楽々園についてだが、古い施設と新しい施設がいまだ共存することは問題ではないか。同じ年度の中で古い施設は処分するべきである。そういった仕事のやり方をしてほしい。

(市長)
楽々園の問題は一つの例で、古いものを置いておくなということだと思うが、長船には清掃工場の煙突があるし、旧調理場などは物置として使っている形になっているが、よい活用方法だとは思わない。
楽々園は事情もあり、取り壊すのにお金がかかるので、遅れている。
配水池への道路にかけて倒すことができたらお金の倹約になるであろうと考えていたが、その部分に道路が通らないことになり、市で壊すしかないと判断したために結果的に遅れている。
現在、売るとしたらどうなるか鑑定調査をしているところ。なるべく早く行いたい。
今までは、壊すためのお金が何もつかなかったが、今後、計画的に壊すのであれば、起債の対象になるなど、状況が変わってきているので、ご指摘のようになるべく不要なものを残さないようにやっていきたい。

  • 植物に関心のない職員が多いのかはわからないが、多くの公園(美しい森、吉井川河川公園親水広場、門田貝塚、茶臼山公園、教育の森、市民の森など)の維持管理が、担当がちがうため、精粗まちまち。利用者が少ないのに整備されていたり、多いのに整備されていなかったりする。それぞれの部署がするというのではなく、植物の管理をよくするためにも、公園緑地を一括して管理する部署をつくってはどうか。また、使わないような公園があるのであればなくすべきだと思う。

(市長)
公園を一括して管理する組織がいるというのは、私も思っている。例えば公共空間全体をどういうふうに維持管理していくのか、専門の組織がいるのではないかということは認識していて、協議している。
市役所も職員が不足していて仕事は増える一方なので、葛藤がある。
子どもが安心して遊べるような新しい公園をつくるにしても、既存の公園があるし、今ある公園を使っていないのに新しいのはいらないのではという話になるので、専門の職員なり何らかの対策が必要だと思うので、前向きに検討したい。

  • 長島愛生園、邑久光明園の世界遺産の登録についてだが、何を世界遺産として登録するのか。

(市長)
世界遺産の話については、歴史的施設があるが、これから入所者が居なくなったときに国が全部潰してしまうのではないかという危惧があった。人権問題として語り継いでいくために残すべきではないか、どうすれば残すことができるか、世界遺産にすると国も残すことになるのではないか、という発想で始まった。

  • 南北道の北側の造成、企業誘致についてだが、今後どのような形になるのか。

(市長)
宮下工業団地の北側の造成はやりたいと思っているが、いろんなハードルがある。
一番は、吉井川水系のかんがい用水の恩恵を受けて水田が成り立っていること。平成25年に国営吉井川土地改良事業の2期工事が始まった。それは農業をやるための水利施設の補修をしていくため、国費を投入するもの。水田があり、地元からの要望で国は事業を行うので、水田をつぶしてはならないという。そういう理由で農業振興地域の除外ができない。
行政が公共施設を建てる場合もできにくいなど土地利用の方向性が変わってきている。
国には要望しているが補助金制度全体で決まっているのでそう簡単にはかわらない。
豆田地区は農工地区の指定を受けている。これが売れて他に場所がないという状況を作るとまだできる可能性があるかもしれないが、分からない。
宮下は工業地帯としては有力なので、できるのであればやっていきたいが、いつからやるとはいえない。引き続き頑張っていきたい。

平成27年度瀬戸内タウンミーティング要旨(平成27年9月5日ゆめトピア長船開催)(PDF:287.9KB)

瀬戸内タウンミーティング対応状況

対応状況は以下のとおりです。

平成27年度瀬戸内タウンミーティング対応状況(平成27年9月5日ゆめトピア長船開催)(PDF:85.3KB)

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