本文
「人と自然が織りなす しあわせ実感都市 瀬戸内」の実現に向け、市民の皆さんとの意見交換の場として、市内3カ所で「瀬戸内タウンミーティング」を開催しました。
そこで得られた貴重なご意見をご紹介します。
平成27年9月5日(土曜日)午後2~4時
ゆめトピア長船 リフレッシュスタジオ(小ホール)
男性18人、女性6人 合計24人
(市長)
(市長)
ホームページも以前に比べて見直しはしたのだが、まだまだ活用方法など改良の余地はあると思うので、ご意見をいただき、皆さんの声をホームページの改善に役立てていきたい。
・瀬戸内市が発展するために、ひとづくりが土台になってくると思う。
市役所の職員、市民のひとづくりについて、聞かせてほしい。
(市長)
人をどう大切にするかはとても大事なことだと思う。
職員、市民の一人一人がどう地域の中で活躍していけるのかを中心に置いた行政施策が大事だと思う。
現在、行っている図書館、病院についてだが、図書館は、来館者の皆さんが自分の可能性を発見できるか、人とつながっている実感を発見できるか、自分の成長につながっていると実感できるか、などを中心としたものを基本的な考えとして取り組んでいかなければならないと思う。
病院も単に病気が治ればいいというわけではなく、どう最期をよりよく迎えるかというところを一緒に支えられるような、地域の公立病院として、ひとづくりにつながる病院のありかたを考えていかなければならないと思う。
公共施設の見直しも、どう人づくりをしていくかの中身をしっかり考えていかなければならない。
(市長)
このタウンミーティングだけでは若い方と対話をする機会を得られないので、「市長とセットトーク」を始めた。地元の方が音頭をとり、声をかけてもらうことにより、参加者も増えるし、お互いに対話がよくでき、いい形だと思う。
地域単位のセットトークもあるが、それ以外の、子どもを抱えるお母さんの集まりや、移住者中心のものなどを行ってきた。それぞれの対象の方々にあった時間の設定や場所など色々な要素があるので、こういうタウンミーティングだけでなく色々な方と話す機会を設けている。
そこで出てきた意見も言いっぱなしではなく、言ったことが市の施策につながっている。なにかあれば声をかけてほしい。
(市長)
楽々園の問題は一つの例で、古いものを置いておくなということだと思うが、長船には清掃工場の煙突があるし、旧調理場などは物置として使っている形になっているが、よい活用方法だとは思わない。
楽々園は事情もあり、取り壊すのにお金がかかるので、遅れている。
配水池への道路にかけて倒すことができたらお金の倹約になるであろうと考えていたが、その部分に道路が通らないことになり、市で壊すしかないと判断したために結果的に遅れている。
現在、売るとしたらどうなるか鑑定調査をしているところ。なるべく早く行いたい。
今までは、壊すためのお金が何もつかなかったが、今後、計画的に壊すのであれば、起債の対象になるなど、状況が変わってきているので、ご指摘のようになるべく不要なものを残さないようにやっていきたい。
(市長)
公園を一括して管理する組織がいるというのは、私も思っている。例えば公共空間全体をどういうふうに維持管理していくのか、専門の組織がいるのではないかということは認識していて、協議している。
市役所も職員が不足していて仕事は増える一方なので、葛藤がある。
子どもが安心して遊べるような新しい公園をつくるにしても、既存の公園があるし、今ある公園を使っていないのに新しいのはいらないのではという話になるので、専門の職員なり何らかの対策が必要だと思うので、前向きに検討したい。
(市長)
世界遺産の話については、歴史的施設があるが、これから入所者が居なくなったときに国が全部潰してしまうのではないかという危惧があった。人権問題として語り継いでいくために残すべきではないか、どうすれば残すことができるか、世界遺産にすると国も残すことになるのではないか、という発想で始まった。
(市長)
宮下工業団地の北側の造成はやりたいと思っているが、いろんなハードルがある。
一番は、吉井川水系のかんがい用水の恩恵を受けて水田が成り立っていること。平成25年に国営吉井川土地改良事業の2期工事が始まった。それは農業をやるための水利施設の補修をしていくため、国費を投入するもの。水田があり、地元からの要望で国は事業を行うので、水田をつぶしてはならないという。そういう理由で農業振興地域の除外ができない。
行政が公共施設を建てる場合もできにくいなど土地利用の方向性が変わってきている。
国には要望しているが補助金制度全体で決まっているのでそう簡単にはかわらない。
豆田地区は農工地区の指定を受けている。これが売れて他に場所がないという状況を作るとまだできる可能性があるかもしれないが、分からない。
宮下は工業地帯としては有力なので、できるのであればやっていきたいが、いつからやるとはいえない。引き続き頑張っていきたい。
平成27年度瀬戸内タウンミーティング要旨(平成27年9月5日ゆめトピア長船開催)(PDF:287.9KB)
対応状況は以下のとおりです。