お疲れ様です。瀬戸内市定住支援員の大森です。
空き家レポートも3本目となりました!
今回も、瀬戸内市への移住定住を検討している方へお役に立てる内容をお届けしたく、取材をしてきましたので、報告させてください。
今回取材させていただいたのは、
瀬戸内市長船町の物件、築年数は70年近い古民家です。
すでに瀬戸内市のホームページに物件の紹介をしていますが、新規に取材をさせていただき、新しい発見とともに魅力をお伝えしたいと思います!Oさん、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
それではさっそく物件基本情報を確認しておきましょう!
備前焼で有名な、備前市に近いエリアになります。
◁備前長船刀剣博物館 |
◁長船美しい森<外部リンク> |
長船地域には刀の伝統文化が今もいきています。ぜひ刀剣の体験をして欲しいです。キャンプ施設も近くにあるので、お子様と一緒に自然を楽しめますよ。
本編に戻りましょう。
間取りは前回同様、ありませんでしたので、管理者さんに描いていただきました。やはり今回もざっくりな間取り図です。
外観から見ていきましょう。
空き家ですが、ご近所の方のお気遣いで、お庭の手入れがされています。
そういえば、Oさんは現在県外にお住まいなので、定期的な管理をするために時々瀬戸内市に戻って来らているんですよね。
はい。この家は元々、祖父母の自宅だったんです。
この物件の隣にあるのが、父母の家で。そちらは瀬戸内市に戻った時に宿泊するのに使っています。
まだ空き家にはしていないのですが、まずはこちらの祖父母の家を、使えるうちに誰かに利用してもらえたらと思っています。
そうなんですね。
大切に住めば長持ちする家ですが、住む人がいないと傷んでしまいますからね。建物を活用して、長く住んでくれる人を探したいですね!
玄関です。
中に入ると、土間になっていますね。
まっすぐ行くと台所、左側は居室になっていますよ。
さっそく中へ入ってみましょう。
居室からご紹介しますね。
フローリングにリフォームされているので清潔感がありますよ。
実はこの部屋のリフォームは、瀬戸内市の地域おこし協力隊の元隊員が大工職人さんと一緒にリフォームを行ったんですよ。
せっかくリフォームしていただいたので、この部屋をメインに使ってもらえると嬉しいです。
例えば住居として使いながら、人が集まって何かできるようなイベントに使ってくれたらいいなと。個人的なアイデアですが。
人を呼んでお茶を飲んだり喋ったりでしょうか?
そういうのもいいと思います。
住み方、使い方は、住む人次第ですが。そんなに堅苦しい条件はなくて、DIYなども自由に行っていただければと思っています。修繕し続けることで、住み続けられるとしたら、この家もうれしいと思うので、ぜひ。
空き家を活用して住みたい方はたくさんいると思うのですが、特にDIYが得意な方に住んでいただけるといいですね。
ちなみに、こちらは賃貸物件でしたよね?
そうです。今のところはそのように考えています。
それでなんですが…ちょっと水まわりを見てもらえますか?
トイレは男女で分かれているんですね。
浴室はだいぶ放置されている感じがでています。
台所どうなんでしょうか。かなり傷んでますか?この感じだとすぐに使えないのではないでしょうか。
そうなんです。
さすがにこのまま住んでください、修繕をしてください。というわけにはいかないので、入居者が決まったら、台所やお風呂は管理者側で修繕をしようと思います。
修繕をしてくださるんですね。それは助かりますね。
ただ、条件がありまして、台所やお風呂の修繕をこちらでしますので、例えば修繕費に仮にですが36万円かかったとしたら、36万円分の家賃収入で相殺できる期間は入居をつづけてほしいのです。(※家賃は相談に応じます。)
※相殺できる期間より短い期間で退去の際は、差額をご負担いただきます。
その例で言うと、1年〜2年は住んで欲しいという条件になりますね。
(※36万円は仮の価格です。実際かかる費用は双方合意の内容で見積もりとなります。)
借りる側としては、水回りがリフォームされて、家賃も安くしてもらえるけれど、数年は継続して住むという縛りがでてくるわけですが、安く住めるのならいい条件なのではないでしょうか。
家賃を安く設定できるので、余裕があれば他の箇所をリフォームすることもできそうですね!
それでは次へ行ってみましょう。
視界が明るくなりました。
ここは廊下も広いですし、日当たりがとてもよいですね〜。
はい、この広縁には椅子やテーブルを置いてのんびり過ごせる空間になっています。
旅館みたいですね。
両角に窓があるので、カーテンを開けるとさらに明るくなりそうです。
畳の部屋も広くていいですね。
そしてここにも欄間の彫刻がありますね。雰囲気がよく出ています。かっこいい。
広いですが、平家なので、二階建てや大きな家にくらべて掃除や管理が楽そうですね。
階段の登り下りも必要ないので、生活の動線はシンプルで住みやすいと思います。
そうですね。
部屋は以上になります…と言いたいのですが、実は隠し部屋…というか、屋根裏部屋がありまして。
といっても、物置きになっていて部屋というほどではないのですが、見てみますか?
ここにきて隠し部屋の存在を知らされました。
ぜひお願いします。
予想通りでしたか?
これを降ろして…登りながら天井を開けます
玄関から居室に入っですぐのところにありました。
びっくりです。
さっそく屋根裏部屋探索です。
昭和初期の小道具とか草鞋とか。。 タイムスリップ昭和。モノクロが似合う。
窓もあるし、電気もありました。
片付けがうまくいけば…使えるかもしれません。
大森の昔話ですが、昔、祖父母が住んでいた家がこんな感じでしたね。なんだか懐かしいです。
ひとまず家の中は全部紹介できたかと思います。
ありがとうございました。では最後に家の外をみてみましょう。
家庭菜園ができると聞いていますが・・
栗拾いができそうな大きな栗の木があります。
反対側にも畑ができるところがありますよ。
菜園ができるのはうれしいですね。
田舎ならではの広い菜園。
のどかな景色も、心癒されますね。
田舎ならではの広い菜園です。
Oさん、ここまでご案内いただきありがとうございました!
はい。こちらこそありがとうございました。
のどかな景色に心癒されますね〜。
そして、近くにコンビニができています。便利に暮らせそうですよ。
今回はおすすめポイントをまとめて紹介します。
いかがでしたか。
今回の取材では、古い物件ながら、まだまだ諦めずに活用をしてほしいという管理者さんの熱意を感じました。また、空き家の活用についてとても勉強をされている印象でしたので、意欲的にDIYをしたい方でしたら、話合いもスムーズに進むのではないかと思います。
お読みいただきありがとうございました!
次回もお楽しみにお待ちください。