空き家物件レポートVol.02

お久しぶりです。瀬戸内市定住支援員の大森です。
この度、瀬戸内市空き家レポート第二弾が完成しました！

今回レポートするのはこちらの物件
瀬戸内市邑久町北島（きたしま）にある、
築60年超えの古民家です。
傷んでいる箇所もありますが、定期的に管理されているので
すぐに住み始めることができる物件ですよ。
※要補修の箇所もチェックしてくださいね。

やさしいお母さんのような管理者さんに
迎えていただきました。
さっそく物件をじっくり見ていきましょう。

岡山ブルーライン「瀬戸内IC」まで約１キロ。
岡山市中心部へ行くにも、関西方面へ行くにも便利です。
また、瀬戸内市中心部も近く、車で10分圏内に、スーパー、病院、市役所、図書館、カフェなどがありますよ。

間取り図がなかったので、ざっくりと作りました。
本当にざっくりです。笑
（詳しくは物件の内覧等でご確認くださいね）

正面を母屋として、右側にある増築部分（増築年不明）
から紹介していきましょう！

管理者さんイチ押しの「勉強環境」。主要道路からは一本奥にある住宅地の中にあり、とっても静かです。勉強に限らず、情緒を育むのにもとても良い環境です。

家の中からは遠いように見えるトイレですが、農作業などをしていると、外から帰ってすぐトイレに行くことができるので結構便利なんですよ。

確かに便利ですね。

それでは、母屋を見ていきましょう！
まずは玄関です。

応接間がある家って素敵ですね〜。
ここでご近所さんと一日中のんびりお喋りできたら
楽しいだろうなぁ…。

「入居される方に、少しでも住み良い環境を整えてあげたくて、替えました。」
管理者さんの心遣いがうれしい、畳入れ替え済みの和室が二部屋。

ふむふむ。一階の部屋は完璧な気がしてきましたよ。
やはり気になるのは水回りですよね。次はキッチンを見てみましょう！

キッチンは新しいものを設置しています。入居後すぐに家族団らんの食卓が叶いますね。
ガスコンロもついていますよ。

キッチン下、床の一部が少し弱っていました。
（○で囲っているあたりです）
こちらは修繕の必要があるかもしれません…。

令和に残したい昭和感…。

続いて、浴室へ行ってみましょう！

土間を挟んで右側に脱衣所→浴室となっています。
脱衣所が広いです！洗濯機も置いてあります。
洗面台は、少し年季が感じられますね。

浴室…。
少し気になったのは浴室とタイルの隙間です。
（○で囲ったところ）
もしかしたら修繕が必要なのかなと 個人的には思いました。

ちなみに、DIYや修繕に関しては要相談で可能だそうですよ。
管理者さんとコミュニケーションをとりながら
快適な暮らしを作れたら良いですね。

1階は以上です。
家屋全体について、年季は感じられますが、少しでも住環境をよくしてあげたいという管理者さんの思いも伝わってきました。
それでは2階へ行ってみましょう！

（廊下に住める）

屋根もリフォームされています！屋根は大事ですからね。
きれいな屋根を見ると、布団を干したくなります。そしてその布団に寝ころびたい…。

2階にある部屋は、管理者さんが新婚時代に使っていたそうですよ。日当たりも、風通しもとても良いです。

北側（田園側）から見た物件です。
手前が増築部分で、その後ろに母屋があります。

柵で囲っているところは中庭になっています。（「鬼門」とよばれる方角のため、昔の習わしで家の中に含めないように中庭にしたそうです。）

いかがでしたか？
家族向けの物件というだけあって、なかなか広いお家でしたね。二世帯・三世帯で暮らせるのではないでしょうか。

瀬戸内市へ移住を検討している方では、「海が近いこと」や「家庭菜園ができること」などを条件にあげられる傾向があるのですが、こちらの物件は海の近くではありません。どちらかというと市街地に近い場所ですが、主要道路に面していないので、静かで落ち着いた空気を感じることができます。
家庭菜園もできますので、田舎暮らしをするのには最適な環境です。
まずは賃貸で借りて、暮らしに慣れたら購入、というのも良いと思いますよ。
田舎暮らしは手間暇をかけることも多くなりますが、それも含めて「楽しく暮らそう」と思える方、大歓迎です！