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現在の展示

更新日:2021年9月15日更新 印刷ページ表示

新型コロナウイルス感染症の対策により、下記の期間臨時休館します。
感染拡大の防止に、ご理解とご協力をお願いします。

臨時休館期間:令和3年9月30日(木曜日)まで

 


秋季特別展「吉備津彦神社と御神刀

―桃太郎伝説を伝える備前国一宮の御神宝―」

 

秋季特別展吉備津彦神社と御神刀展イメージバナー

 

 刀剣の歴史は古く、神話の中でも多くの場面で使用されています。
 例えば、須佐之男命(すさのおのみこと)が十握剣(とつかのつるぎ)で八岐大蛇を退治する話や、倭建命(やまとたけるのみこと)が 三種の神器である草薙剣(くさなぎのつるぎ)によって危機を乗り越えるなど要所において登場します。
 このため、刀剣類は勇気や武力の象徴として尊ばれ、信仰の対象としてご神体やご神宝としても崇められました。

 備前国一宮に位置づけられる吉備津彦神社は、鬼退治で有名な昔話「桃太郎」のモデルになった、武勇の誉れ高い大吉備津日子命を祀ることから、武門の神社としても知られます。
 また 、中世では宇喜多氏や小早川氏・池田氏などの歴代の領主を始めとする多くの人々の畏敬を集め、特に池田氏の時代には藩祖である池田輝政を合祀したため、備前国における武門の神社として篤く敬われていきます。

 今回の展示では、武功や武門の誉高い吉備津彦神社を例に、神社と信仰における刀剣の役割の一端について触れます。

 

詳細
会期 令和3年10月1日(金曜日)~11月14日(日曜日)
休館日 毎週月曜日(月曜日 が祝日の場合は翌日 に振替)、祝日の翌日
開館時間 午前9時~午後5時(入場は午後4時30分まで)
入場制限 開館時間から閉館時間まで1時間あたり40名の入場制限を行っています。
予約方法

▼一般
(1)パソコンやスマートフォン等で、事前予約サイトからご予約をお願いいたします。
(2)インターネットでのご予約が難しい方は、電話で承ります。
  備前長船刀剣博物館(電話番号:0869-66-7767)
  受付時間:午前9時~午後5時(休館日を除く)

 

▼団体
 団体予約受付票(様式あり)に記入し、Faxでお申し込みください。
 詳細はこちらをご覧ください。

 

※事前予約なしで来館した場合※
 当日の予約状況に空きがある場合に限り、入館することができます。
 感染症拡大防止対策による来館者の把握と記録のため、受付にて代表者の氏名・電話番号等の記入をお願いします。

入館料
  • 一般 800(500)円
  • 高大生 500(400)円(学生証の提示が必要です)
  • 中学生以下 無料

※( )は 20 名以上の団体料金
​※65歳以上の方は、年齢がわかる証明書の提示で500円になる割引があります。
※障がい者の方(付添いの方1名含む)は、証明できるものの提示で無料になります。

会場 備前長船刀剣博物館
注意事項

(1)展示品の撮影はしないでください。

(2)展示室では、携帯電話・スマートフォン・タブレット等の使用はご遠慮願います。

(3)博物館内での飲食はしないでください。ガムやアメも含みます。

(4)敷地内は禁煙です。

(5)その他

  • 他のお客様のご迷惑になる行為はご遠慮願います。
  • コインロッカーに入らない大きなお荷物は、受付でお預かりします。
  • ペットを連れての入館はご遠慮ください。(盲導犬・介助犬・聴導犬を伴っての入館は可能です。)

 

ごあいさつ

 この度、「吉備津彦神社と御神刀 􀊷桃太郎伝説を伝える備前国一宮の御神宝􀊷」と題して秋季特別展を開催いたしました。


 神話の時代から崇拝され伝えられている、いわゆる三種の神器の中に鏡・勾玉とともに剣があるように、剣は古代よりご加護ある神聖なものとして崇められてきました。
 そして平安時代後期から鎌倉時代に掛けて完成された日本刀に命を託した武将・武人は、強靭さとともに神のご加護と気高さ・畏敬・神秘性をも秘めた深遠な美を求め、刀鍛冶も全霊を持ってその思いに応えました。また、盤石の下に敷かれても滅せぬ心と鍛え錬られた体と剣技をもって絶対的自己確立を追求した剣士・剣客からも、『神仏を尊び、神仏に頼らず』との武蔵の言葉から読み取れるように強い神への畏敬の念を感じます。


 今回、吉備津彦神社様のご協力を得て、御神宝である日本刀を紹介する機会を頂きました。 備前国一宮に位置付けられる当神社は、⿁退治で有名な昔話『桃太郎』のモデルとなった武勇の誉れ高い大吉備津日子命を祀ることから人々の畏敬を集め、特に池田氏の時代には藩祖である池田輝政を合祀したため、備前国における武門の神社として篤く敬われて来ました。
 各々の日本刀や諸資料を説明書と照らし合わせてご覧頂き、神社と信仰における刀剣との関わりについての新しい発見や、御神刀に込められた願い、歴史的な背景に思いを巡らしながらのひと時をお過ごし頂ければ幸いです。


 コロナ禍により事前予約制を継続しておりますが、ご来館をお待ちしています。

備前長船刀剣博物館 館長 白髭 修一   

 

展示一覧

【1階展示室】
No. 資料名(表銘/裏銘)

全長 縦/横
(cm)

刃長/反り
(cm)
時代
1 紙本淡彩神事絵巻
(岡山県指定重要文化財)
23.3/260.0   室町初期
(1469~1487年)
2 慶⾧六年本殿棟札 188.0/24.8   安土・桃山(1601年)
3 池田綱政奉納絵馬 40.0/30.4   江戸初期(17世紀)
4 備前国一宮吉備津彦神社 桃太郎神楽面 額 70.0/54.0   令和(2021年)
5 池田家岡山家老社領寄進目録 43.0/153.9   江戸末期(1864年)
6 縣社吉備津彦神社宝物古器物古文書目録 28.0/20.0   明治(1879年)
7 黒漆塗日輪梵字蒔絵軍配団扇 櫃 40.5/20.5   室町末期(16世紀)
8 段威五枚胴具足     江戸中期(1697年)
9 御弓・御箭 弓 181.8
矢櫃 102.7/23.8
  江戸中期(1697年)
10 桃太郎昔話図 縁頭・小柄鞘 縁 1.3
頭 2.3
小柄鞘 9.8
  江戸末期(18世紀)
11 短刀 昭和三十八年八月吉日龍泉貞次謹作/浩宮様御守刀以余鉄   25.7/なし 昭和(1963年)
     
12 短刀 皇太子殿下御誕生記念/昭和八年十二月吉日月山貞勝謹作(花押)   25.8/なし 昭和(1933年)
13 大正五年十二月吉日 帝室技芸員月山貞一時八十一歳謹作(花押)/陸軍省依御下命 大正聖帝御即位奉祝紀年御即位御太刀餘鐡   67.7/1.8 大正(1916年)
14 短刀 明治三十九年四月以皇大神宮宝剣餘鉄/帝室技芸員七十七翁宮本包則作   16.1/なし 明治(1906年)
     
15 太刀 天満宮於神前謹鍛之/(菊紋)一 備陽⾧船横山加賀介藤原朝臣祐永 天保十二年八月日   70.0/2.3 江戸末期(1841年)
16 太刀 横山七良右衛門尉祐定/備前国⾧船住   70.3/2.1 江戸中期(17世紀)
17 備前国⾧船住横山源之進藤原祐定作/享保十六年二月吉
日 [王仁丸祐定(おにまるすけさだ)]
  81.2/3.4 江戸中期(1731年)

 

【2階展示室】

No. 資料名(表銘/裏銘) 刃長/反り
(cm)
時代
18 備前国⾧船住上野大掾藤原祐定作/元禄十年二月日 72.3/1.7 江戸中期(1697年)
19 短刀 村正 20.4/なし 室町末期(16世紀)
   
20 備前国住⾧船五郎左衛門尉清光作/天文十七年八月日 66.5/1.8 室町末期(1548年)
   
21 備前国住⾧船与三左衛門尉祐定作/享禄三年八月吉日 64.5/1.8 室町末期(1530年)
22 脇指 備前国住⾧船次郎左衛門尉勝光 坂戸三郎秦勝正/大永
五年二月吉日
55.6/1.6 室町末期(1525年)
23 備前国住⾧船勝光同治光/永正十一年八月吉日 67.5/2.0 室町末期(1514年)
24 太刀 備州⾧船行光/明徳元年六月日 68.2/2.0 室町中期(1492年)
25 備州⾧船則光/文明四年八月日 74.8/2.9 室町中期(1472年)
   
26 脇指 備州⾧船祐光/文安元年八月日 53.0/1.0 室町初期(1444年)
   
27 盛光 62.3/2.1 室町初期(15世紀)
   
28 脇指 備州⾧船盛光/応永廿四年十月日 36.7/0.4 室町初期(1417年)
29 備州⾧船常家/応永元年二月日 60.7/1.6 室町初期(1394年)
30 太刀 (菊紋)(宇多国房) 71.1/2.3 南北朝~室町初期
(14~15世紀)
31 太刀 備州⾧船住重真/文和四年十一月日 78.5/2.1 南北朝(1355年)
32 薙刀 備前国住雲次 [八龗雲次(やおかみうんじ)] 53.0/2.1 鎌倉末期(14世紀)
33 脇指 備州⾧船景光/□□年二月日 30.0/なし 鎌倉中期(13世紀)
   
34 太刀 延吉 [八龗延吉(やおかみのぶよし)] 71.5/1.2 鎌倉中期(13世紀)
35 太刀 安則 67.3/2.0 鎌倉初期(13世紀)
   
36 無銘 (舞草) 85.9/2.9 平安末期~鎌倉初期
(12~13世紀)
37 無銘 (伝 安綱) 68.3/1.7 平安末期(12世紀)
38 無銘 (伝 天国) 21.4/なし 平安末期(12世紀)
   
39 朝日丸宝剣 70.1/1.6 不明
40 備前国⾧船住人横山上野大掾藤原祐定/奉寄進於当国一宮大明神也寛文六丙午年正月十九日 [桃太郎祐定]
(岡山県指定重要文化財)
120.3/3.0 江戸中期(1666年)

 


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