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更新日:2021年11月18日更新 印刷ページ表示

 

用の美展・剣客展イメージバナー

現在、2つのテーマ展を同時開催しています。

 

▼テーマ展「日本刀―用の美の極み―」(1階展示室)

 

用の美イメージバナー

 

 日本刀は、“折れず・曲がらず・よく斬れ、そして美しい”を特徴としますが、優雅な反りは円弧に沿って引き斬る「刀法」に合致し、強靭さを得るための折り返し鍛錬は木目模様の澄んだ繊細な肌を生み、何物も断ち切る硬い刃には千変万化の美しい刃文が現れます。
 まさに日本刀は、“用の美の極み”と言っても過言ではないと考えます。

 1階の展示室では、「用と美の繋がり」作刀や研ぎなどの技術上からの分析、五箇伝ほかの生産地ごとの特徴なども紹介しながら、日本刀のより深い魅力へのアプローチを試みます。

 

ごあいさつ

 日本刀は、“折れず・曲がらず・よく斬れ、そして美しい”を特徴としますが、優雅な反りは円弧に沿って引き斬る刀法に合致し、強靭さを得るための折り返し鍛錬は木目模様などの澄んだ繊細な肌を生み、何物も断ち切る硬い刃には千変万化の美しい刃文が現れます。

 このように、日本刀の用(機能)と美しさは別々に追及されたものではなく、『用が美を生み、美が用を支える』という、まさに日本刀は“用の美の極み”と言っても過言ではないと考えます。

 今回の展示では、用と美の繋がり、作刀や研ぎなどの技術上からの分析、五箇伝の特徴なども紹介しながら、日本刀のより深い魅力へのアプローチを試みます。

 最後に、ご協力頂いた皆様ならびに本日ご来館頂いた皆様方にお礼を申し上げてご挨拶とします。

備前長船刀剣博物館 館長 白髭 修一   

 

展示一覧

【1階展示室】
No. 資料名(表銘/裏銘) 刃長/反り
(cm)
時代/所蔵
1 太刀 長光 〔棟〕善博作 (大般若長光写し) 73.7/2.6 令和(2021年)
備前長船刀剣博物館
2 太刀 八月吉日 正次作 76.4/2.8 鎌倉末期(14世紀)
個人
3 短刀 月山 21.0/なし 室町末期(16世紀)
備前長船刀剣博物館
4 短刀 ​備後国三原住人正則/長禄二年八月日 ​27.6/なし ​室町中期(1458年)
個人
5 小太刀 吉房

55.0/1.4

鎌倉中期(13世紀)
備前長船刀剣博物館
6 無銘 (伝 村正)

73.4/1.6

室町末期(16世紀)
備前長船刀剣博物館
7 短刀 輝平

25.6/なし

令和(2021年)
個人
8 (菊紋)一 山陽道備前国長船郷 鍛冶正統横山加賀介藤原朝臣祐永/天満天神宮於神前謹鍛之 天保十二辛丑年十有一月吉辰

87.9/3.0

江戸末期(1841年)
靱負神社
9 短刀 宗昌親/令和三年二月日 24.0/0.4 令和(2021年)
個人
10 無銘 (伝 長光)

69.8/2.0

鎌倉末期(14世紀)
岡山県立博物館
11 脇指 備州長船勝光/明応八年二月日 53.0/1.2 室町末期(1499年)
岡山県立博物館
12 短刀 兼定作/濃州関住〔銅象嵌〕藤堂源介 25.5/なし 室町末期(16世紀)
備前長船刀剣博物館
13 無銘 (大和伝) 64.2/2.0 江戸中期(17-18世紀)
備前長船刀剣博物館
14 無銘 (粟田口) 72.6/2.3 鎌倉初-中期(12-13世紀)
備前長船刀剣博物館
15 脇指 無銘 (景光)

53.0/0.9

鎌倉末期(14世紀)
個人
16 無銘 (綱広) 75.0/1.3 江戸中期(17-18世紀)
個人
17 兼元

71.2/1.8

室町末期(16世紀)
備前長船刀剣博物館

 

▼テーマ展「剣客―求道者―の辿り着いた境地」(2階展示室)

 

剣客展イメージバナー

 

 絶対的自己確立を目指して修行を重ねる剣士・剣客が常に突き当たったのは、心と体の自由を委縮させる生への囚われ、死の恐怖との対峙でした。
 この克服を、生への執着をいわゆる『相打ち』という覚悟で断ち、さらに “両方立ち向かって、争うもの無きが『相抜け』なり”、という剣境に辿り着いた剣客もいました。 

 2階の展示室では、こうした剣客の殺伐とした斬り合いの中から、いかに勝ち生き残るかを経て、いかに共に生きるかにまで辿り着いた境地からの現代の我々への示唆と共に、先人が自身を託した刀剣に思いを馳せながら、日本刀鑑賞の新たな視点を探ります。

 

ごあいさつ

 居合剣術の教えの中に、刀が鞘に納まっている状態を示す『鞘の内』という語句があります。刀を抜かなくても威徳により相手を圧する、更にはお互いに敵対する気持ちが無くなり、安心と今生きる喜びを共に感じ合う、という至高の境地を示しています。

 絶対的自己確立を目指して修行を重ねる剣士・剣客が常に突き当たったのは、心と体の自由を委縮させる生への囚われ、死の恐怖との対峙でした。この克服を、生への執着をいわゆる『相打ち』という覚悟で断ち、さらに “両方立ち向かって、争うもの無きが『相抜け』なり”、という境地に辿り着いた剣客もいました。

 殺伐とした斬り合いの中から、いかに生き残るかを経て、いかに共に生きるかにまで辿り着いた剣境に感銘を覚えます。

 今回の展示では、先人の辿り着いた境地から現代の我々への示唆をさぐると共に、彼らが自身を託した刀に思いを馳せながら、日本刀鑑賞の新たな視点を提言出来ればと思います。

 最後に、初實剣理方一流関係者を始めとしてご協力頂いた皆様ならびに本日ご来館頂いた皆様方にお礼を申し上げてご挨拶とします。

備前長船刀剣博物館 館長 白髭 修一  

展示一覧

【2階展示室】

No. 資料名(表銘/裏銘) 刃長/反り
(cm)
時代/所蔵
1 ​刀 ​銘 ​備前国(以下切れ)〔切付〕立袈裟立胴籠都留倍/唐竹肩與利腰満傳毛 ​68.0/1.3 江戸初期(17世紀)
備前長船刀剣博物館
2 ​脇指 ​銘 ​〔金象嵌〕二ツ胴土壇拂 切手村井三郎右衛門 長昭(花押) 54.7/1.7 室町末期(16世紀)
備前長船刀剣博物館
3 薙刀 九州肥後同田貫兵部

50.0/3.0

室町末期(16世紀)
個人
4 重鐫 懐宝剣尺 - 江戸末期(1830年)
備前長船刀剣博物館
5 短刀 備前国住長船忠光/文亀二二年二月吉日 14.2/なし 室町末期(1504年)
岡山県立博物館
6 脇指 備州長船法光作/文明十九年二月日 57.2/1.7 室町中期(1487年)
個人
7 脇指 備州長船則光/文明二年八月日 48.9/1.2 室町中期(1470年)
岡山県立博物館
8 脇指 備州長船祐光/宝徳二年正月日 41.0/0.7 室町初期(1450年)
岡山県立博物館
9 脇指 無銘 (伝 長光) (附)黒蝋色塗家紋散脇指拵

53.2/1.9

鎌倉中期(13世紀)
個人
10 金漆本小札胴 変わり兜 - 江戸初期(17世紀)
個人
11 二枚胴具足 漆塗地六十二間小星兜 (兜)伝 明珍作 - 江戸初期(17世紀)
個人
12 理方初實剣兵技 - 江戸末期(1811年)
個人
13 理方初實剣兵技 - 江戸中-末期(18-19世紀)
個人
14 初實剣理方一流 剣祖録/理方秘術伝 - 江戸中期(1773)
[昭和(1974)写本]
個人
15 備前国住長船在光/永正六年二月日 (附)変わり塗打刀拵

69.8/2.2

室町末期(1509年)
個人
16 作州津山住慶鎮/寛政壬子秋恩賜臣松尾常倫 78.8/1.7 江戸末期(1792年)
個人
17 安藤家伝書一式 - 江戸中期-明治(18-19世紀)
個人
18 松尾家伝書一式 - 江戸中-末期(18-19世紀)
個人
19 脇指 備州長船盛景 34.0/0.7 南北朝(14世紀)
​備前長船刀剣博物館
20 越後守包貞/延宝六戌午二月吉日 68.4/1.0 江戸中期(1678年)
備前長船刀剣博物館
21 脇指 近江大掾藤原忠廣 52.4/1.8 江戸初-中期(17-18世紀)
​個人
22 脇指 和泉守兼定作 39.6/0.9 江戸初期(17世紀)
備前長船刀剣博物館
23 脇指 備前国住長船与三左衛門尉祐定作/永正六年二月吉日 37.0/0.6 室町末期(1509年)
岡山県立博物館
24 備州長船康光/永享元年十月日 63.2/2.0 室町初期(1429年)
備前長船刀剣博物館
25 脇指 備州長船盛光/応永十六年二月日 43.6/0.8 室町初期(1409年)
岡山県立博物館
26 脇指 長曾祢虎徹入道興里/寛文二年寅八月吉日 54.2/0.6 江戸初期(1662年)
個人
27 太刀 備州長船住元重 69.7/2.4 鎌倉末期(14世紀)
個人
28 磯草塗打刀拵 全長 82.0 個人
29 茶石目地塗打刀拵 (附)刀 無銘・古鞘 拵100.5
​71.2/2.1
個人

 

詳細(展示共通)
会期 令和3年11月20日(土曜日)~令和4年1月16日(日曜日)
休館日 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日 に振替)、祝日の翌日、12月28日(火曜日)~1月4日(火曜日)
開館時間 午前9時~午後5時(入場は午後4時30分まで)
入場制限

▼開館時間から閉館時間まで1時間あたり40名の入場制限を行っています。

11月20日(土曜日)~11月23日(火曜日)は、「令和3年度美術刀剣刀匠技能研修会」の開催に伴い、鍛刀場・刀剣工房の見学ができません。このため、この期間は入館料を変更します。「入館料」欄をご確認ください。

予約方法

▼一般
(1)パソコンやスマートフォン等で、事前予約サイトからご予約をお願いいたします。
(2)インターネットでのご予約が難しい方は、電話で承ります。
  備前長船刀剣博物館(電話番号:0869-66-7767)
  受付時間:午前9時~午後5時(休館日を除く)

 

▼団体
 団体予約受付票(様式あり)に記入し、Faxでお申し込みください。
 詳細はこちらをご覧ください。

 

※事前予約なしで来館した場合※
 当日の予約状況に空きがある場合に限り、入館することができます。
 感染症拡大防止対策による来館者の把握と記録のため、受付にて代表者の氏名・電話番号等の記入をお願いします。

入館料

▼通常料金

  • 一般 500(400)円
  • 高大生 300(250)円(学生証の提示が必要です)
  • 中学生以下 無料

▼11月20日(土曜日)~11月23日(火曜日)

  • 一般 300(200)円
  • 高大生 100(100)円(学生証の提示が必要です)
  • 中学生以下 無料

※( )は 20 名以上の団体料金
​※65歳以上の方は、年齢がわかる証明書の提示で400円になる割引があります。
※障がい者の方(付添いの方1名含む)は、証明できるものの提示で無料になります。

会場 備前長船刀剣博物館
注意事項

(1)博物館内での飲食はしないでください。ガムやアメも含みます。

(2)敷地内は禁煙です。

(3)その他

  • 他のお客様のご迷惑になる行為はご遠慮願います。
  • コインロッカーに入らない大きなお荷物は、受付でお預かりします。
  • ペットを連れての入館はご遠慮ください。(盲導犬・介助犬・聴導犬を伴っての入館は可能です。)

  • 山鳥毛<外部リンク>

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  • 瀬戸内市立美術館

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