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刀剣の種類
更新日:2020年12月16日更新
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太刀(たち)
刃を下にして腰につるして用いた長さ2尺(約60センチメートル)以上のもの。平安後期から室町初期の頃、騎馬戦が主だった時代に、相当の長さと反りが必要でした。展示される場合、刃を下にします。
刀(かたな)
刃を上にして腰にさして用いられた長さ2尺(約60センチメートル)以上のもの。室町時代初期から江戸時代末期、徒歩を主とした集団戦になり、太刀よりやや短く、反りの少ないものが必要でした。展示される場合、刃を上にします。
脇指(わきざし)
刀と同様に腰にさして用いられた長さ1尺(約30センチメートル)以上、2尺(約60センチメートル)未満のもの。脇指のうち、40センチメートルまでのものは小脇指といいます。
短刀(たんとう)
長さ1尺(約30センチメートル)未満のもので、腰刀・合口とも呼ばれています。