市民講座「在宅医療・介護推進フォーラム」を開催しました（令和7年度）

令和7年11月15日（土曜日）に市民講座「在宅医療・介護推進フォーラム」をゆめトピア長船で開催し、市民や関係者78名が参加しました。
この講座は、​瀬戸内市在宅医療・福祉・保健連携推進協議会と瀬戸内市が、「最期まで自分らしく生きるために～知っておこう！在宅医療・介護と人生会議のこと～」をテーマに、市民の皆さんが最期まで自分らしく生きるために、元気なうちから「人生会議」について話し合い共有しておくことの重要性を学び、「ご本人の望む」最期を迎えることを目的として開催したものです。

なお、この市民講座は、瀬戸内市在宅医療多職種連携研修会と合同開催としました。

内容

講演会

• 講演「最期まで自分らしく生きるために～在宅看取りや人生会議を含めて～」（佐藤医院 院長 佐藤涼介 氏）
• 座長　邑久医師会 副会長 長田 建 氏

時間

午後2時30分～午後4時30分

場所

1階健康スタジオ

講師の佐藤氏から、人生会議（ＡＣＰ）について、事例を交えたわかりやすい説明がありました。

参加者からは、「人生会議（ＡＣＰ）の重要性がわかった」「最期まで自分らしく生ききるために、元気なうちから家族と、どんな風に生きたいか、何に満足を感じるかを話し合っておきたい」「今後の支援に役立てたい」などの感想をいただきました。

瀬戸内市では、今後も在宅療養などに関する市民向けの講座や出前講座を開催します。広報せとうちや市ホームページでお知らせしますので、ぜひご参加ください。

特設コーナー

時間

午後1時30分～午後2時30分

場所

1階健康スタジオ前フロア

講演に先立って関係機関・団体にご協力いただき設置した「特設コーナー」では、対面での説明、パンフレットやレシピの配布、相談、啓発などを行いました。多くの参加者の皆さんが講演までの時間で複数のコーナーを回り、いずれのコーナーも賑わっていました。

人生会議（ＡＣＰ）とは

人生の最終段階で受ける医療やケアなどについて、患者本人と家族などの身近な人、医療従事者などが事前に繰り返し話し合う取り組みのことで、患者本人の意思を尊重した医療・ケアを行えるように実施するものです。

人はいつ、どんなときに人生の最終段階を迎えるかわかりません。そのため、誰しも検討する必要があるとも言えます。

話し合うタイミングについて、特に決まりはありません。健康なうちから家族やかかりつけの医師などと、環境や体の変化などに応じて、繰り返し話し合いを行いましょう。

しかし、人生の最終段階について、事前に考えることに抵抗がある方は、事前に話し合わない、と、決めることもその人らしい人生を生きることにつながります。

まずは、あなたがどうしたいのか、考えてみることから始めませんか。

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