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災害時に備えた食品備蓄

更新日:2024年10月16日更新 印刷ページ表示

災害時、自宅の食の備えは万全ですか

日本では、地震、津波、豪雨、台風などの災害が多発しています。災害はいつ起きるか分かりません。家族で食の備えが十分であるかの確認や、安否確認方法や集合場所を話し合っておくことが大切です。
過去の大きな災害では、電気・水道・ガスなどのライフライン復旧まで1週間以上を要するケースが多くみられます。また、災害支援物資が3日以上到着しないことや、物流機能の停止により、1週間はスーパーマーケットなどで食品が手に入らないことが想定されます。
このため、最低3日分~1週間分×人数分の家庭備蓄が望ましいと言われています。

備えておきたい食品リスト

生きるために欠かせないのが「水」。飲料水と調理用水を合わせて、1人1日3リットルの備蓄が必要です。大規模災害発生時には、1週間分の備蓄が望ましいと言われていますが、最低3日分は備蓄しておくようにしましょう。他にもお好みのお茶やコーヒーなどのペットボトル、缶、パック入りの飲料があると、心の潤いにもなります。

備蓄の水

「災害時の備蓄食品」とは何を思い浮かべますか?長期に保存できる専用の備蓄食品をイメージするかもしれませんが、普段利用しないため味になじみのない食品は、非常時とはいえ食べにくいものです。また、日常生活から疎遠になり、気がつけば賞味期限が過ぎてしまうこともあります。
 日常的に食べている物で常温保存ができ、そのまま食べられる、簡単に調理できるものがおすすめです。家族の好みと栄養バランスを考慮して備蓄しましょう。
 好きなお菓子は心の安定に役立ちます。避難所に行く際にも、すぐに持ち出せるようにしておきましょう。

家庭備蓄の例

家庭備蓄は「ローリングストック」で

ローリングストックとは

1.普段の食品などを少し多めに買い置き
​2.賞味期限を考えて古い物から日常的に食べる
​3.消費した分を買い足す
ことで、常に一定の食品を家庭で備蓄する方法です。
ストックする際は、賞味期限の近いものを手前に置きましょう。
また、家族の好みに応じて食品を決めておくことで、心の負担軽減にも繋がります。

ローリングストックの図

災害時の調理のコツ

まずは冷蔵庫を確認

1.どの食品から使うのか決める

  生の魚や肉、牛乳、豆腐、保存のきかない野菜、冷凍食品など、傷みやすい食品から食べる

2.食材の延命策を考える

  火を通すことで日持ちする食品は、加熱して冷凍室に入れる

3.冷凍室を活用する

  冷凍室は、しばらく冷気を保つことができるので、冷蔵室として活用する

 

節水しながら衛生的に調理をする

1.食材は素手で触らない

  手洗いが十分できないので、使い捨てのポリエチレン手袋などを使用する

2.キッチンばさみやピーラーを使用する

  包丁のかわりに使用することで、空中で料理ができて衛生的  

3.ポリ袋を活用する

  ポリ袋の中で食材を混ぜたり、パッククッキングで料理を作ることができる
  調理の際、手袋代わりにも使える

  パッククッキングの紹介

 

4.調理の前に手を清潔にする

  水が自由に使えない場合、おしぼりやウエットティッシュで手をふき、食中毒を予防する
  2回ふくと、除菌率が上がる

手のふきかた

 

5.調理に役立つ日用品をそろえておく

災害時の料理に役立つ日用品

豆知識

6.使い捨ての食器を準備する

市販の使い捨て食器の他に、新聞紙やチラシで器を作ることができる

紙で作る器

紙皿の折り方 [PDFファイル/399KB]

紙皿の折り方

 

 食育通信(家庭での食料備蓄) [PDFファイル/1.56MB]

 

●お役立ち情報「災害への備え」をご覧ください。
 災害への備え

 

 

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