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学童期の食生活は、毎日を元気に充実した学校生活を送るために大切です。
このページでは、学童期に役立つ朝ごはんや生活リズム、食への感謝などの資料をのせています。
子どものうちから正しい生活習慣を身に付けるよう、できることから始めてみましょう。
・生活リズムが整う
朝食には、体を目覚めさせ、体内時計を整える役割があります。
日中は活動的、夜は休息するというリズムが整うことで、日中、勉強や運動でパフォーマンスを最大限に発揮することができます。
・1日に必要なエネルギー・栄養素をとる
私たちの身体は、寝ている間もエネルギーを使っています。
朝食を食べることで、夜間に少なくなったエネルギーや栄養素を補充し、午前中を活動的に過ごすことができます。
また、学童期は活動に必要なエネルギーに加えて、体の成長のためにもエネルギーや栄養素が必要です。
1食を抜くと、1日に必要なエネルギーや栄養素をとることが難しくなるため、朝・昼・夜の3食食べることが大切です。
・やる気・集中力・運動能力アップ
食べ物が体内に入ることで、消化管が筋肉運動を始めます。
それによって得られた熱を利用して、寝ている間に低下した体温を上げ、身体は1日を活動する準備を整えます。
・よく噛んで食べて脳の活性化
噛むことは、脳を活性化する効果があります。
朝食をよく噛んで食べることで、脳への刺激となり、脳がよく働きます。
・イライラしにくくなる
小学生〜大学生を対象とした研究で、毎日朝食を食べる人は「イライラする」といった訴えが少なく、心の状態を良好に保ちつことができていたことが報告されています。
(農林水産省 「食育」ってどんないいことがあるの?~エビデンス(根拠)に基づいて分かったこと~統合版 (令和元年10月) より)
・便秘の予防
食べ物が体内に入ることで、腸の運動が始まります。
排便リズムがつき、便秘の予防につながります。
食べてほしい朝ごはんは、赤(肉、魚、卵、大豆・大豆製品、牛乳・乳製品)、黄(ごはん、パン、麺など)、緑(野菜、果物、海藻類、きのこ類)がそろった食事です。
詳細は、食育つうしん「食事のバランス」をご覧ください
朝ごはんにおすすめのレシピや作り置きレシピ、児童が作れるレシピも掲載しています。ぜひご活用ください。
朝ごはんを食べるためには、早起きしてゆとりをもつことが必要です。
朝ごはんを食べて、日中を活動的に過ごし、早く寝ることが翌朝の早起きに繋がります。
「早寝・早起き・朝ごはん」のサイクルをつくるポイントは「早起き」から始めることです。
急に早く寝るのは難しいですが、早く起きると早く眠くなり、サイクルがつくりやすいと言われています。
また、前日の夜遅い食事は、翌朝お腹がすかない原因になるため、夜ごはんは寝る2~3時間前にすませるようにしましょう。
朝ごはんを食べよう! [PDFファイル/545KB]
岡山県ホームページ 「食育ナビ~マイスタイル朝ごはん~」<外部リンク>
岡山県ホームページ 「食育ナビ~かんたん!健活!朝ごはん!」<外部リンク>
*「早寝早起き朝ごはん全国協議会」ホームページ<外部リンク>からも、各年齢期別のガイドやレシピ集などを見ることができます!
食べることは、米、野菜、肉、魚など、生き物のいのちをいただくことです。
また、食には、米や野菜を作ってくれる人、牛を育ててくれる人、食べ物を運んだり売ったりしてくれる人、食事をつくってくれる人など多くの人が関わっています。
食事の前後には、感謝の気持ちをこめて「いただきます」「ごちそうさま」のあいさつをしましょう。
食べ物や作った人への感謝を忘れずに! [PDFファイル/511KB]
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